3スパイスで作るスパイスカレー~5つの魅力~
スパイスカレーを作りたいけど、スパイスいっぱい使うし難しそう。
と、なかなか踏み出せなかったのですが、ある本と出会ったお陰で、我が家ではルーで作るカレーではなく、スパイスカレーが定番に。
ある本とは・・・
水野さんの『3スパイス&3ステップで作る はじめてのスパイスカレー』。
タイトルどおり、ターメリック、カイエンペッパー、コリアンダーの3スパイスのみでスパイスカレーが作れます。
もちろん、深みなどを出すには応用編でさらにスパイスが必要になるのですが、基本のシンプルレシピでも十分堪能できます。
そして、シンプルだからこその魅力があるので、その魅力について簡単に紹介していきます。
魅力その1:初心者でも簡単に作れる
スパイスカレー初心者にとって、レシピにたくさんのスパイスが書いてあるだけで、断念してしまいますよね。私はそうでした。
でも水野さんのレシピは、たった3つのスパイスを揃えるだけ。応用編はさらにスパイスが必要になりますが、基本レシピで最初は十分楽しめます。
なので、「スパイスカレー作ってみたいけど、スパイス揃えるのが大変だな~」と思う人にはぜひぜひ手に取ってほしい本です。
ちなみに、ターメリック、カイエンペッパーは小さじ1/2~1程度しか使わないので、スーパーで買える小瓶でもしばらくは大丈夫です。
コリアンダーは大さじ1の量を毎回使うので、コリアンダーは多めに買っておくといいですよ。私はネットで100g入りのを買いましたが、週1~2回ペースで作っても結構もってます。
別々で買うのは面倒という人は、ネットでセットになっているものを買うのがオススメです。
魅力その2:調整、アレンジしやすい
レシピサイトにある簡単レシピは既に調合済みのカレースパイスを使っているので、辛さを調整できなかったり、本格的なスパイスカレーはたくさん使うスパイスのどれをどう調整したらよいか初心者にはむずかしいもの。
なので、辛さが苦手な人や子どもがいる家庭で、この調整ができないって結構痛手なんです。辛さだけでなく、人によって苦手な風味もあったりしますから、調整できないレシピは一度作って「辛い」「口に合わない」で終わりになってしまうことも。
その点、3スパイスしか使わないスパイスカレーは、調整、アレンジがしやすいんです!最初はもちろん基本どおりで作りましたが、我が家は子どもが「辛い」と言って食べられなかったので、次からカイエンペッパーの量を減らし、砂糖やはちみつで甘さを加えアレンジしたら、「おいしい」と食べられるようになりました。
シンプルだからこそ“我が家の味”にアレンジしやすいって、かなり魅力的です。
魅力その3:スパイスの勉強になる
魅力その2で、シンプルだからこそ・・・とお話しましたが、シンプルだからこそ、スパイスを一つ追加した時、「〇〇を小さじ1/2入れるだけでこんなにも風味が変わるのね!」とわかるようになります。
これ・・・想像以上の楽しさです。笑
「じゃあ今度は〇〇を入れてみよう」と、スパイスにどんどん興味を持つようになるので、自然とスパイスの勉強になります。なのでスパイスカレーのお陰で、追求する楽しさに芽生え、料理そのものが格段に楽しくなりました。
料理に対して苦手意識がある方は、水野さんのスパイスカレーにチャレンジされてみるといいかもしれません。
魅力その4:節約、ダイエットになる
スパイスカレーってルーで作るカレーより断然ヘルシーです。 ルー自体がすでに高カロリーですしこってりしてしますね。その点スパイスで作るカレーは、ほんとヘルシーです。
また、使うお肉はとり肉メインですし、普段カレーでよく使うじゃがいもにんじんもほぼ使うことがないので、とにかくヘルシー。
と、ヘルシーヘルシー連呼してますが 笑、ルーで作るカレー食べたときのこってり感がほんとないですし、スパイスカレーをよく作るようになってから自然と痩せてました。もちろん、ダイエット目的で作ってはいなかったので、嬉しい効果。
ただ、バターたっぷり使うレシピばかり作っていたり、ごはんやナンをたっぷり添えていたら・・・ですが。
そんな身体に優しいカレーは、お財布にも優しかったです。笑
豚や牛より断然安いとり肉がメインのレシピばかりですし、スパイスも結構持つのでルーで作るより経済的。実際我が家は食費が浮きました。
ただ、魅力その4に関しては、他の方(ご家庭)には当てはまらないケースもあると思いますので、参考程度に留めていただければ。
魅力その5:いつでもおもてなしできる
3スパイスしか使わないスパイスカレーは、ほんとうに簡単なので、料理が得意でない人も、スパイス初心者の人も簡単に作れます。工程も覚えやすいので、2~3回作ればレシピは覚えますので、いつでも作れるようになります。
スパイスとトマト缶、玉ねぎ、鶏肉をいつでもストックしておけば、いざという時に作れますし、スパイスで作ったカレーは安心しておもてなし料理として振る舞えます。
ひとつ、こういうレシピがあるといざという安心です。
と、ここまで魅力その5まで触れてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ちなみに、このブログのスパイスカレーは水野さんのレシピをもとにして、子どもが食べやすいようにアレンジしたものを載せていますが、「水野さんのレシピの〇〇を小さじ1/2に変えて、プラスお砂糖を~」という具合に紹介しているので、まずは水野さんの本を購入いただいてから、参考にされてください。